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「HOW TO CAMP」
その3

はじめに

野外大全集に続いて HOW TO CAMP その3 です。引き続き実践的な内容を書いていきいきます。
BY DYNT COYOTE ディントコヨーテ
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刃物はアウトドアで必要な道具です。枝を苅り、食料をさばく。ロープを切ったり、木を削って新たな道具を作り出すことができます。用具類の修理だってできます。使い慣れた刃物ひとつ持っていれば、万能の活躍をしてくれます。目的によって刃物を選びましょう。アウトドアは魚をさばいたり、肉を切ったりする料理系の刃物とヤブこぎのときに立ち木を払ったり、ロープを断ったりするナタ系の刃物の2種類があれば事足ります。アウトドアで一般的な刃物としてはやはりナイフです。大きく分けて2種類です。刃を折りたたむタイプのフォールディングナイフと、シースに収納するシースナイフです。シースナイフのほうが刃のデザインに多様性があり、獲物の皮を剥ぐ、突き刺す、切断するといった目的別に作られています。いっぽうフォールディングナイフは、これらの機能を刃の各部分に分散させて一本でまかなえる作りになっています。フォールディングナイフは用途が広く、これ一本で多目的に使えます。なかでも「フォールディングハンター」タイプが料理系・ナタ系ともに機能を備えています。またポケットナイフとしてよく使われているものに、スイスアーミー・ナイフがあります。多機能・コンパクトで小手先の用途には便利ですが、大物を切ったりするにはちょっと使えない。アクセサリーが少ないもののほうが使い勝手いい印象です。ナイフ以外の刃物にはハンドソー(のこぎり)、アックス(斧)がありますが、立ち木を苅ることは避けたいところです。大きな流木などをのこぎりや斧で薪を作ったりする際に必要な道具だと思います
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どんなにいい刃物でも、使いこなせないと意味がありません。まずは使ってみないとなじんできません。料理する際にはナイフをどんどん使ってみる、枯れ枝を削って串や箸を作ってみるなどしてるうちになじんでくるものだと思います。子供にも使い方を教えられます。きちんと使えばナイフは危なくありません。またナイフは自分で研がなくてはなりません。常に切れる状態に保っていなければ意味がないですね。必要なのは砥石です。凸凹した砥石より真っ平らな砥石を使うのが基本です。砥石はしっかり固定し、その上に水をたらします。ナイフは刃の部分、柄の部分それぞれを手で押さえて、研ぐさいには、刃の角度を一定に保つ必要があります。また刃こぼれしてしまったら専門家におまかせしましょう!
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ナイフ同様、アウトドアで使いこなしたいのがロープです。濡れた服を乾かすときには立ち木の間にロープを渡したらいいし、ビニールシートを利用して簡単な小屋がけをするときや、切れてしまった張り綱同士を結ぶ際にも、ロープワークが必要になります。ロープにも材質や太さなどの種類がありますので用途や目的によって使い分ける必要があります。木綿やマニラ綿などの植物繊維でできているロープは、目的に応じて使い分けます。マニラロープは小包み用の茶色いヒモを太くしたようなもので、弾力性にはとんでいますが、ゴワゴワして収納しづらく、濡らしたりすると硬くなっていまって使いづらいです。白麻ロープはヨットの帆に使われている細い白い糸を組み合わせたもので、アウトドアにもよく使われる作業ロープです。引っ張りに対する強度はいまイチで、車の牽引などに使うと、切れてしまいます。ナイロンやポリエステル、ビニロンなどでできている化学繊維のロープは軽いし、強度もあります。水にも断然強く、濡れても硬直することがありません。家庭で活躍する洗濯ロープはこれですね。何本か持っていけば、キャンプサイトで有効な使い道が結構多くなります。アウトドアではそれほど太いロープは必要としません。いざという時のためにロープワークは覚えておきましょう!本サイトでもロープワークを紹介しております
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ロープは強い、でも濡らしたり、摩耗したりで、使えば使うほど傷みます。使用後の手入れはも必要になります。使用後はロープをまとめますが、ロープ収納時にもロープワークを使いましょう。使い終わったロープは、巻き返していって輪にして収納します。その場合には、肘を折り返し点にして腕にかけて巻いていけば、なれない人でも簡単にきれいに巻けます。巻き返した輪は首や腕、モノにかけることができます。ナイロンザイルなどは大きめの輪を作り、真ん中を縛って8の字にすればザイル自体を背負うような格好で持ち運ぶことができます。ロープの絡みも見つけやすいので見つけたら絡みは取りましょう。他にはろうそく結びという収納方法もあります。巻き返したロープを折って束ねて、それにロープ自体を巻きつけていきます。巻終わりは輪になったところに通して止めておけばコンパクトに収まります。ロープの端がほどけてきたら、ライターなどで焼いてしまえばほどけることもありません。またロープもテントと同様乾かして手入れしておきましょう。本サイトでもロープワークを紹介しております
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自然の中で頼れるのは観測道具。地形、方角、天候、気温、高度、気圧などの情報はフィールドにいても常に確認しておきたい情報です。忘れてレはならないのは地図とコンパスこれらは必携する必要があります。地図は国土地理院発行の縮尺2万5千分の1のものと、5万分の1の地形図が実用的です。それに登山地図や観光地図などを組み合わせて使えばいいですね。コンパスは下が透けて見えるものがおすすめです。「シルヴァンコンパス」がよいかもです。気象を知るには気圧計を持っているといいです。高度、気圧、気温そして天候まで予測できるものがいいです。携帯ラジオも持っておくといいかもしれませんね。
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土地の高低、起伏、橋や鉄道、道路、ダムや川、トンネル、各種施設などさまざまな情報を与えてくれる地図だが、自分の居る場所を照らし合わせるには記号などで場所を確認する人があります。確認すれば道に迷うことも少なくなります。地形図は「図式規定」に基づいて作られている共通のものです。市販されている地形図には、片隅に記号表がついています。いちいち記号表をチェックしなくてもすむように覚えてしまいたいところです。田畑や荒れ地、果樹園や桑畑、広葉樹林、針葉樹林、竹林などはわかりやすくデフォルメされたマークになっています。1.5m未満の道路(林業に使う仕事道)などは記載されていないの注意が必要です。同様に川も、幅が1.5m以上のものが記載されているので、水が流れていても発見できない場合もあります。
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地図の等高線は東京湾の平均海面を0mとして、基準面からの高さが、2万5千分の1の地図では10mごと、5万分の1の地図では20mごとに表される、この同じ高さの点をつないだものです。等高線の間隔が狭ければ傾斜は急であり、逆に広ければ緩やかな傾斜ということになります。また高度が高いほうに等高線の先端がとがっていれば、そこは谷。反対に低いほうに投稿線が張り出していればそこは尾根になります。また図面の常識として、図面の罫線は「真北」の方角を指しています。しかし、コンパスがが指す「北」と微妙にずれています。磁北は真北より九州で約5度、本州では約6度、北海道では約9度、西にずれています。これは地磁気が指すNと北極点がずれているからしかたがないです。フィールドにでるまえに磁北線を書き入れたりしましょう。
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地形図と同じで天気図も読めるようになりましょう。天気図は基本的に地形図と同じです。等圧線は同じ気圧部分を結んでいるから、等高線と概念は一緒です。それに高気圧には「高」、低気圧には「低」と<書いてあります。風のメカニズムは気圧の高いところから低いところへ流れていきます。等圧線の間隔が狭いところの風は強く、間隔の広いところは風は弱くなってます。また、地球の自転の影響で北半球では、高気圧からは時計回りに、低気圧ではそれと反対の方向に風が吹きます。天気図のなかで矢羽根のように描かれた記号が、風向(16分割)と風量(強弱をを12の単位で表し、矢羽根の数で表示)です。温度の違う空気の境目を表したのが前線で、ギザギザと半円の記号を使って、「寒冷」「温暖」「閉寒」「停滞」の別がわかるようになっています。天気は西から東へ変化していきます。日本列島が偏西風帯に位置しているため、ある地点より西の天気を知れば、その地点の天気はある程度は予測可能です。また天気の変化のパターンがあります。それは季節ごとに象徴的です。中国大陸に高気圧、本州東方に低気圧という西高東低の冬型。春と秋に多く見られる移動性高気圧型。本州南岸に梅雨前線帯が連なり、徐々に北上してくる梅雨型。太平洋高気圧が朝鮮半島や黄海にまで及んで天気が崩れやすい鯨の尾型。
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現地に行く前にひとつだけしておきたいことは、目的地の市外局番に続けて「117」に電話するといいですね。各地の気象台発表の最新情報が得られます。ただし完璧ではないので、目安として考えてください。外に出て得られる最新情報はラジオです。携帯ラジオはもっていたいところですね。NHK第二放送で、9時すぎ、16時、22時のいち日3回、気象通報があります・ラジオ情報以外にも、雲や風を頼りにする観天望気も参考にできます。偏西風帯に位置する日本はまず西の空に注意してみましょう。西が晴れている夕焼けや、朝に西の空に雲がないなら、そう天気が崩れることはないでしょう。また入道雲は大雨や雷の危険信号、筋雲が出ていたら天気は崩れる、太陽や月がかさをかぶれば天気は下り坂。山の頂きにかぶる笠雲も、雨が降るサインです。これらは科学的根拠があるので知っていると約荷立ちます。ただし予測はできても予期せぬ事態に備えてきちんと準備はしていきましょう!
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山などに入ると、営林署などがつけた道標や目印が針路のひとつの目安になります。そのほかにはボーイスカウトの子どもたちが残していった、草を結んだり、石を並べたりの追跡サインや絵文字を見ることもあります。これはグループの後からやってくる者に対してメッセージを伝えているんです。仲間うちでサインをする場合は色を決めてビニールテープで目印を木々につけておくのが簡単です。グループ全体が理解できるような簡単で工夫したものがいいですね。サインを確認したら最後尾の人はそれをきちんと消していきましょう。他のグループの迷惑にならないためにも原状復帰が原則です。笛もサインとして使えます。何回吹いたら、なんの合図というようにルールを決めておきましょう。またグループ間の連絡はトランシーバーも便利です。
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入山・下山する場合には届けが必要になります。下山届けを忘れると遭難と勘違いされ大騒ぎになってしまいます。そして釣りの場合は遊漁料を払う必要がある場所があります。入る前にかならず確認しておきましょう。
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山道などは舗装されていないので、凸凹があり、足首を捻挫しやすいです。スポーツ用のテープを装備していれば、捻挫した際にテーピングを施すことにより関節を固定できて、歩くことが可能になります。足首のテーピングは、まず足首部分とつま先に近い甲の部分にしっかりとテープを巻きつけます。そして、そこからそれぞれのかかととの間を直角に固定します。このテーピングを起点として、関節を8の字形に包むように固定します。こうしておけば多少歩きづらいですが、なんとか自力歩行ができます。手足を打ったのなら冷湿布、関節をやられたらテーピングを施す。でも頭部や顔面をやってしまうと大変です。吐き気を伴ったり、意識不明状態になったら、どんな手段を使っても早く受診したほうがいいです。後になって後遺症がでてくる場合もあります。骨折だってしてしまうかもしれません。でも皮膚表面に外傷のない骨折は分かりづらいです。単なる捻挫や打撲だと思っても、骨が折れていることがあります。少しでも骨折したおそれがある場合は、添え木で固定するようにしましょう。大腿部(太もも)の骨折なら、腰から下の腰、太もも、すねまでをすべて固定できるようにそえ木を使いましょう。足の内側、外側ともに固定したほうが安心です。スネ部分を折ってしまったときも同様です。上腕部の骨折は、なるべく腕が動かないように体を固定する工夫がいります。このときの添え木は腕の外側にしましょう。前腕部を骨折したときは腕の下にそえ木をしてつる必要があります。いずれの場合も添え木にはタオルや布を巻いて、肌に触れても痛くなようにしておきましょう。
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日射病、熱射病、低温症などの体内から症状がでる病気の対処法もしっておきましょう。日射病は強い日差しを浴びて動き回ることにより体がオーバーヒートして起こります。めまいや頭痛、吐き気などの症状がでます。ならないためには帽子を深くかぶって、タオルで覆ったりして、頭や頭部の首から上を太陽に直接さらさないようにしましょう。なってしまった場合は木陰など風通しの良いところに寝かせ、濡れタオルなどで体を冷やしやります。発汗で塩分も失われているので歯をなめさせるのもいいです。熱射病は高温多湿下で起こります。症状は日射病とほぼ同じです。脳への血行を促進させるため、頭を低く、足を高くして日陰などの涼しい場所に寝かせます。体温が上昇し続けるようであれば体を冷やします。ただ頭は冷やしてはいけません。落ち着いたら今度は温めるようにして水やカリウムを含んだ飲み物を飲ませるといいです。低温症は、冬濡れた服のまま行動し、体内温度が低下することによっておこります。放置すると筋肉硬直に至り、意識がなくなってしまいます。処置は湯を沸かすなどして暖めることにつきます。濡れた服などはすべて脱がせて着替えさせてたら、マッサージ。さらに人体を使って暖めるのも効果的です。温かいもみものもいいですね。
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野外で遭遇しやすいのが山蛭です。ダニも同様です。ハチや毒蛇よりもとくにジメジメしたところにいます。山蛭は血を吸い出すとブタのように太り、なかなか離れません。これにはタバコの火などライターを吸口に近づけましょう、びっくりしてボトッと落ちます。吸口は血が止まりにくいので、タバコの葉をもみほぐして、モグサ状にして、吸われた箇所に置き、その上に傷テープを貼っておくと血は止まります。血管を収縮させるというタバコの害を逆利用するんですね。その後はきちんと消毒しましょう。ダニは小さくてもやっかいです。気がつくと大きなダニが体についているということがあります。藪こぎのあとなどによくつきます。ダニは病気を媒介することもあり要注意です!ピンセットや毛抜で、かじりついている吸口にできるだけ近いところを押さえて回すようにすると取りやすいです。放っておくと膿んできますので、発見したらすぐに取って、消毒が必要です。また毒蛇に噛まれたときには、まず噛まれた場所よりも心臓に近いところを強く縛ることです。静脈の流れをストップさせます。そして傷口に口を当てて、毒を吸い出します。吸っては吐き出し、吸っては吐き出しを繰り返します。そして急いで病院にいきましょう。ハチに刺された場合は、まず刺された箇所から毒針を外して、そしてアンモニア水があればいいが、用意してなければ、ウイスキー、もしくは尿でもいい。十分に洗い、その後は腫れを防ぐために水などで冷やしておきましょう。スズメバチにさされたら。ショック症状で命を落とすこともありますので、冷静に応急処置をして、医師のもとに運びましょう。
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怪我や病気、ハチや毒蛇にやられた人が出た場合、その人を動かすと危険な場合があります。医師の診察が急用なときには、その人を病院に運ばなければならないかもしれません。こういうときは担架が必要になります。即席で担架も作れます。まず2本のしっかりした棒を調達して、長さも背丈より少し長めがいいです。これは枯れ木ではなく生木がいいです。枯れ木だとすぐに折れてしまいます。生きている木を切ってしまうのは申し訳ないですが、緊急の場合は仕方ないです。タオルやシャツを引き裂いて縒り、はしご状にします。ロープをわたしてもいいですね。それを生木にしっかりと結びつけます。あくまで即席なのでへたな即席担架で運んで、落としてしまって逆に危険にさらしてしまうかもしれません。誰か一人が里に下りて救助を要請したほうが安全で確実です。しかしこの場合はかなりの費用がかかります。他にもY字形の木枝で松葉杖を作れます。捻挫など怪我がやや軽めの場合には作ってみましょう。この場合も生木がいいです。
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ザックは集中的に力がかかる箇所が一番壊れやすいです。ていねいに大事に扱うことで長持ちしますが、故障が起きてしまうこともあります。背負うとき、下ろすとき、それぞれにどうしても負荷がかかりやすく、生地が破れたり、ほつれたりとするかもしれません。発見したらすぐに応急の補修をして致命傷をさけましょう。放って置いたら二度と使えなくなるかもしれません。ショルダ−ベルトが付け根から切断されてしますのがザックのトラブルの中ではもっとも多いです。この部分の補修は皮革細工用のステッチャーでしっかりと縫い付けるのが大事です。このステッチャーは、鋭いニードルと太い糸がセットになっているもので、こういったものを常備しておくのがいいですね。糸は針金等強いものでとりあえず縫い付けるのがいいです。
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シューズにももちろんトラブルは起こります。ソールが割れてしまったりやステッチが切れるは応急処置は難しいので帰宅後に専門店に持っていくか、補修しましょう。靴も壊れる前に交換したりしましょう。靴紐の対応はなんとか現場でもできるので、洗濯ロープやパラコード、針金で対応すれば問題ないです。またアウトドア用ヒモ通しは上からヒモを通すようにすれば、ヒモ緩みも抑えられて、ハト目が靴本体から飛んだりするのを防いでくれます。
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夜露や雨などから人間を守ってくれるテントですが、火による焦げ穴、地面の凸凹での生地破れ、穴があいてしまったら、まずはガムテームで穴を塞ぎましょう。穴の表裏双方から貼って、ふさぎます。こうすれば隙間風がテント内に入ることはなくなります。ガムテープすらないようなら傷テープでもなんでも粘着力のあるものを使って穴をふさぎましょう。かぎ裂きもよくやってしまいがちです。ナイロン地の場合はそれ以上広げないためにライターなどで使って固めておくといいです。フライシートなどの場合はテンションに余裕があるので、破損箇所をつまんで輪ゴム、ロープなどでしばっておけばいいでしょう。帰宅後はリペアテープをはりましょう。破損箇所に貼ったら、破損箇所周辺とテープ部分の内周をミシン縫いで塗っておきましょう!その後防水剤などを使って乾かしておしまいです。
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もし、テントのポールが折れてしまったらテントは立ちません。その場合は添え木をしてガムテープでぐるぐる巻にして、折れないぐらいに補強しましょう。そしてテントのスリーブ内になんとか潜り込ませましょう。ロープで代用するのも手です。雨露をしのげるツェルトして使ってもいいです。普段からテントやポールについた泥などは落としておくのもポールが折れたりの予防になります。
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テントやザック、シュラフ、ウェアととにかくすべてのアウトドア用品に装着されているのがジッパーです。とくにテントの開閉部分のジッパーは、寒さや風、虫を防ぐ意味で、閉まらないではすみません。かみ合わせがずれたり、別の部分の布をかんでしまったりするトラブルはよくあります。でも焦らず対応すれば直ります。でも、歯がかけてしまったり、ジッパーそのものがバカになってしまったら専門家でないと直せません。そういう場合は開閉部をピンあどでとめておくことで急場をしのげます。どうしても寒いときにはジッパーの生地の部分にヒモであむしかありません。ただこの応急処置は最終手段です。ジッパーは普段から潤滑剤などを使ってなめらかにしておきましょう!
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調理用ストーブでは、ガスカートリッジではそれほどトラブルはおきません。ただバーナーのノズルが目詰まりを起こすことがあります。これはススがたまって起こります。普段からメンテナンスを欠かさなければ起こりません。こういうときは専用のクリーニングニードルが必要になります。ノズルについたススなどを簡単に取り除くことができて、一発で解決します。掃除しても火力が安定してくれない場合はノズル自体を交換するしかないでしょう。ガソリンストーブのノズルの目詰まりも同様です。ガスカートリッジ式のストーブは、燃料の残存量が減ってくると極端に火力が落ちてきます。使い切ったと思えても、まだガスがカートリッジ内に残っています。ガス抜きにはフェルトメーターをと呼ばれるガス抜き道具を使いましょう。メーターをノズルに軽くねじ込めば、秤になってあと何CC残っているかわかります。もっとねじ込めば、ガスを抜く仕組みになっています。これも装備しておきましょう。
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ガソリンストーブはポンピングによって燃料タンク内を加圧するところから燃焼がスタートします。ガスに比べて手間ですが、火力を安定させるためにはポンピングをしっかりやるしかないです。でもいくらポンピングをしても着火が悪かったり、炎が安定しない場合があります。それはパッキンの潤滑油不足です。リューブリカンオイルという専用オイルをポンプの根本部分から注入してあげれば、スムーズになります。パッキンはだいたいゴムでできていますが、少し古いものだと皮製のものもあります。パッキンは乾燥すると収縮してしまい、圧力をいくらかけてもスカスカと、この部分で力が抜けてしまうんです。普段からオイルを補給してやって常にパッキンが湿っている状態を保つのが基本です。専用オイルがない場合はサラダオイルでも応急処置はできます。オイルを補給してもポンピングが不調の場合はもうパッキンの交換しかありません。普段からの手入れが大事ですね!
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ランタンはマントルとグローブが命です。マントルは少しの衝撃で崩れるので注意が必要です。マントルは破れても応急処置などはできません。予備を使う以外ありません。強化ガラスでできているグローブ部分も滅多に割れることはないですが、保護してやるといいです。ガスランタンもストーブ同様でポンピング必要で、目詰まりなどで明かりが安定しないことがあります。ガスランタン用のクリーニングニードルで掃除しましょう!ランタン用のほうが細いので間違わないよう要注意です。またセルフクリーニング装置がついているものが多いので目詰まりを解消できます。一度分解して掃除してみるのもおすすめです!
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